信頼関係を科学する【行動科学マネジメント】
こんにちは。セブンです。
学級経営で、なかなか子ども達との距離が縮まらない。話を聞いてもらえない。なんとなく学級経営がうまくいっていない。そんな方も多いのではないでしょうか。
そんなときOJTや先輩教師から、「まずは子ども達との信頼関係が大切だよ。」なーんて言われても、「そんなん分からねーよ!」って怒りさえ感じることも私はありました。
今回は、信頼関係を築くって、具体的にどうすればいいの?をお伝えします。
そもそも「信頼関係」とは
ネットで「信頼」について簡単に調べると・・・
信じて頼りにすること。頼りになると信じること。また、その気持ち。
ある人や物を高く評価して、すべて任せられるという気持ちをいだくこと。
とあります。
これは皆さんのイメージしている言葉通りだと思います。
信頼関係は、お互いに信じて頼りにすること。頼りになると信じること。また、その気持ち。すべて任せられるという気持ちをいだくこと。
と定義できます。
信頼関係を築くことでプラスになること
教える、褒める、叱るなどのフィードバックが相手に届くようになります。
信頼関係がないとこれらのフィードバックは相手にとって不快でしかなく、関係性が良くなるどころか悪化していきます。
自分に置き換えて考えてみてください。
信頼している人からの注意や教えには素直に従うでしょう。しかし、信頼していない人からのそれは、逆にイライラしませんか?
親子の場合、子どもの反抗期もあるので信頼関係だけでは乗り切れないこともありますが、それについてはまた別の記事で発信していきます。
信頼関係を築く具体策4つ
- プライベートの話をしろ!
- 自分自身の人間性を示すための情報開示をしろ!
- 失敗談を話せ!
- 話を聞く機会を増やせ!
これについて詳しくお伝えします。
1.プライベートの話をしろ!
プライベートの話をすることで、安心して相手も自分のことを話すことができるようになります。
話す内容はごく普通なことで大丈夫です。
例えば趣味の話とか、休日の過ごし方とか、です。
共通点があればさらに話は盛り上がりますが、たとえなくても親近感がわくことでしょう。
私はYouTubeやテレビの話をよくします。
「水溜まりボンドのアレ見た?」
「トミーやばかったよな。」
とか、すごく簡単なことです。
プライベートの話をしろ!です。
2.自分自身の人間性を示すための情報開示をしろ!
授業でもホームルームの話でも、話し手の教師が「実はユーチューバーが好きで、毎日チェックしている。」「サッカーが好きで、放課後はよくサッカーをしている。」など、人間味のある面を話していれば、より本題についても興味をもって聞いてくれるようになります。
子どもたちは安心感を抱きやすくなり、信頼関係を築きやすくなります。
具体的には、趣味の話や好きなキャラクター、好きなスポーツ、本、映画、音楽、子どもの頃のエピソードなど、なんでも構いません。
ただし、常識の範囲内で、保護者に伝えられてあなたの信用が失われるような情報は開示しない方がいいです。当たり前に考えて、とんでもない情報は開示しないでくださいね。
自分自身の人間性を示すための情報開示をしろ!です。
3.失敗談を話せ!
成功談よりも失敗談を話してください。
成功談ばかり話すと、「このやり方でやりなさい」と言っているととられやすいです。相手にプレッシャーになってしまいます。
失敗談を多く話すようにしましょう。
失敗談を話せ!です。
4.話を聞く機会を増やせ!
単純な話で、自分のことばかり話す人と、話もよく聞いてくれる人、どちらと仲良くなりたいですか?
話をたくさん聞いてあげてください。
先生方がやってしまいがちなのが、話を途中で遮ってしまうこと。
これを遮らずに最後まで聞くことを意識していきましょう。
話を聞く機会を増やせ!です。
まとめ
今回を、信頼関係を築く具体策について説明しました。
学校現場だけでなく、ビジネスや家庭でも生かせるので、ぜひ取り組んでいただければと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。